チェスのオープニング
オープニングは、双方が駒を出していく対局の最初の段階です。うまく指すのに長い手順を暗記する必要はありません。4つの習慣でほとんど足ります。
中央を取る
中央の4マス、d4・e4・d5・e5は、駒がいちばん多くのマスに動ける場所です。e4のナイトは8マスに届きますが、隅のa1では2マスだけです。
1.e4 e5のあと、双方が中央にポーンを置き、どちらのポーンの動きもクイーンとビショップの通り道を開けています。駒を出す
ナイトとビショップを早めに最下段から出し、中央に向けます。駒を取るなどの理由もなく同じ駒を2回動かすと、相手に1手ただであげることになります。
早めにキャスリングする
キャスリングすると、キングはポーンの壁の後ろに収まり、ルークは中央寄りに出て戦いに加われます。
ナイト、ビショップ、クイーンが最下段を離れると、2つのルークが互いに見えて守り合います。オープニングが終わったというよい目印です。
クイーンは後から出す
早く出たクイーンは追い回されます。クイーンを攻撃するナイトやビショップの手は、相手にとっては駒を出す手、自分にとっては無駄な手になります。
最初の手順で見るオープニング
名前は公開されているlichessのオープニング一覧に従っています。白で1つ、黒の応手で1つ選び、最初の数手を考えずに指せるまで使ってみましょう。
| オープニング | 手順 |
|---|---|
| イタリアン | 1.e4 e5 2.Nf3 Nc6 3.Bc4 |
| ルイ・ロペス | 1.e4 e5 2.Nf3 Nc6 3.Bb5 |
| シシリアン | 1.e4 c5 |
| フレンチ | 1.e4 e6 |
| カロ・カン | 1.e4 c6 |
| クイーンズ・ギャンビット | 1.d4 d5 2.c4 |
| スラブ | 1.d4 d5 2.c4 c6 |
| キングズ・インディアン | 1.d4 Nf6 2.c4 g6 3.Nc3 |
| イングリッシュ | 1.c4 |
| ツケルトート | 1.Nf3 |
イタリアン・ゲーム
ルイ・ロペス
シシリアン・ディフェンス
1…c5は白の手をまねずにd4を争います。フレンチ・ディフェンス
…e6で…d5を準備し、e4のポーンに当たっていきます。カロ・カン・ディフェンス
…d5でe4を突きますが、準備を…c6で行うので、c8のビショップが閉じ込められません。クイーンズ・ギャンビット
キングズ・インディアン・ディフェンス
避けたい罠
いちばん早い負けはオープニングで起きます。スカラーズ・メイトとフールズ・メイトはチェックメイトの形で紹介しています。