チェスのエンドゲーム
駒が少なくなると、キングも戦う駒になり、ポーン1つで勝負が決まることもあります。このページの結果はすべて、7駒以下のあらゆる局面の結論を知っているlichessのSyzygyテーブルベースで確認しました。
キングを使う
ミドルゲームではキングは隠れています。クイーンがいなくなればメイトの危険はずっと小さくなるので、キングを中央とポーンの方へ歩かせましょう。
キングとポーン:オポジション
キング同士は隣り合えません。1マス空けて向かい合ったとき、手番でない側がオポジションを取っています。もう一方のキングは道を譲るしかありません。
下の図では、白のポーンがe4にあり、キングがe5とe7で向かい合っています。白のキングがd6・e6・f6のどれかに入れば、ポーンはプロモーションできます。
2つの図の違いは、どちらの手番かだけです。
スクエアの法則
キングはパスポーンに追いつけるでしょうか。ポーンからプロモーションするランクまでの正方形を思い浮かべます。守る側のキングが自分の手番でその中に入れれば、ポーンを捕まえられます。
…Ke5、…Ke6、…Ke7のどれかで中に入り、ポーンを捕まえます。引き分けです。a5でスクエアはa5–d8に縮みます。f6のキングは中に入れず、ポーンはプロモーションします。初期位置のポーンは2マス進めるので、1段先にいるものとしてスクエアを描きます。
ルーク・エンドゲーム:橋を架ける(ルセナ)
白のポーンはg7にあり、その前にキングがいます。hファイルの黒のルークが、白のキングがそちら側へ出るのを防ぎ、e1の白のルークが黒のキングをdファイルより向こうに閉め出しています。
Re4が勝ちの手です。このルークが後でg4でチェックをさえぎります。本線は1.Re4 Rh1 2.Kf7 Rf1+ 3.Kg6 Rg1+ 4.Kf6 Rf1+ 5.Kg5 Rg1+ 6.Rg4です。チェックが止まり、ポーンがプロモーションします。
ルーク・エンドゲーム:フィリドールの守り
守る側のキングはポーンの前にいます。ルークを相手のポーンの1つ前のランク(ここでは6段目)に置いておけば、白のキングは前に出られません。
白がe6と指すと、白のキングの前に隠れる場所がなくなります。そこでルークを1段目へ下ろし(たとえば…Rb1)、後ろからチェックをかけます。
Kf6で、白のキングが入り込みます。ステイルメイトに注意
勝っているときは、指す前に、負けている側のキングにまだ動ける手が残るかを確かめましょう。クイーンの1手の誤りで勝ちが引き分けに変わる例は、チェックメイトの形にあります。